Part28 修了式での話(最終回)
2022年3月23日 12時53分令和3年度 修了式
先ほど、皆さんの代表者に、修了証を渡しましたので、今日で、それぞれの学年の課程を修了し、新年度は、みなさんそろって1学年進級となります。
そこで、今日、みなさんに考えてほしいことがありま す。それは、この一年間で、「自分なりに、納得できる努力ができたか。学年に応じた成長をすることができたか。」ということです。もし、まだやり残したことがあれば、それを、次の学年の目標に取り込み、次こそ、実現するために、頑張ってほしいと思います。
先日の3月17日に卒業した、3年生は、みなさんのリーダーとして、皆さんと共に、この伯方中学校で、自分たちのやるべきことを一生懸命に行い、後輩のみなさんに、「自分たちに与えられた環境の中で、ベストを尽くす」という「よき伝統」を残してくれました。
そして、先代の生徒会長は、答辞の中で「在校生の皆さん。皆さんがいてくれたおかげで、私たちは大きく成長することができました。先輩として、どのような背中を見せることができたのか分かりませんが、自由気ままな私たちに一生懸命ついてきてくれてありがとう。私たちは今日、卒業しますが、皆さんに4月からの伯方中学校を託します。」
と、みなさんとの強い絆に感謝すると共に、新3年生、新2年生になる皆さんに、この伯方中学校の未来を託しました。
4月から、新3年生となるみなさんは、この伯方中学 校の新しい顔となり、この伯方中学校を背負い、リーダーとして、新2年生、新入生を率いて活躍することになります。新2年生となるみなさんは、新入生のよき先輩として、手本を示す学年になります。
どうか、この伯方中学校のよき伝統を引き継ぎ、生徒全員が充実感を感じることのできる、楽しい中学校生活を創り上げてください。私は、みなさんならできる!と、大いに期待しています。
最後に、みなさん一人一人へ、私からの最後のお願いがあります。それは、「この伯方中学校の友達、みんなを大切にしてほしい。」ということです。毎日の学校生活の中で、いつも友達のことを気にかけ、何か変化があ れば気づき、誰一人取り残すことなく、助け合ってほしいのです。必要な時には、一致団結して、友達のために行動してほしいのです。
私たちは、何をするにも仲間の助けが必要です。強い絆が必要です。これさえあれば、どんなことにも打ち勝ち、本校の「よき伝統」を引き継いだ、みんなに自慢できる伯方中学校になると思うのです。どうぞ、よろしくお願いします。
以上、新年度に向かう皆さんへ、大いなる期待を込めて、令和3年度、修了式の式辞とします。